ITの知恵を私生活に応用する
ソフトウェア関連の仕事をしているのだが、この業界には、チームで効率的に仕事を進めるための優れた知恵があると思う。例えば、「アジャイル開発」。アジャイル開発とは、ざっくり言うと、対面コミュニケーション・顧客価値・立場を超えた協調関係・変化に重点を置いたソフトウェア開発の仕事の進め方のこと。色々と知るにつれて、このようなソフトウェア業界の考え方・物事の進め方は私生活にも応用できるのではないか?と考えるようになった。
もっと広く捉えて、「プロジェクト管理」と言ってもいいかもしれない。が、新しいデジタルツールを最初に使いこなすのはやはりITに携わる人たちなのでは。
IT業界に従事していると思われる方々が、私生活の様々なフェーズ(とりわけ、パートナーが絡むこと)でそれらの知恵の実践を試みた記事を見つけて、感銘を受けたのでここにまとめたいと思う。
結婚
結婚式準備
家事・育児
幸福な国
世界の複雑で重たい課題を身近に感じようシリーズ第2弾。
幸福な国と言えば、ブータン。幸福を感じていない人が多いとされる日本との対比でよく紹介される。
他の国はどうなんだろう?
国民性が日本と似ている、と言われるドイツで出版された本。
ストレスフルな生活を送るドイツ人ジャーナリストが幸福度が高いとされる国々を周ってインタビューした記録。
- 対象国
- キーワード
- 幸せになると決める
- 自制心を持つ
- 良好な人間関係、信頼
- 自由な時間
- 平等
- 自然に身を置く
- シンプルにする
- ポジティブ、ユーモア
- 私の幸せはあなたの幸せ
池上彰とホセ・ムヒカが語り合った ほんとうの豊かさって何ですか?
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ(2010-2015)と池上彰さんの対談。ホセ・ムヒカは2012年の国連スピーチが注目され、「世界で一番貧しい大統領」として話題になった人物。
ウルグアイ人と日本人に、今、一番欲しいものは何ですか?と聞いたインタビュー結果を見ながら二人でコメントし合う場面。「お金」が日本人のトップ5に入っていることについて・・
「日本は経済大国だし、うまく配分されていないということもないのでしょう?不思議です」
なお、ウルグアイ人が欲しいもの1位は「治安の良さ」。生命の危機に気を使わなくて良い日本。もっと幸せでも良いはずなのに。
難民
日本にいながら、世界の複雑で重たい課題を身近に感じるには?が最近のテーマ。
以下の書籍を手に取った。
以下、知ったこと。
- 難民の定義
- 人種、宗教、国籍、政治的意見などを理由に迫害を受けるおそれがあるために国境を越えて逃れた人々のこと。自国ではエリートであることも多い
- 移民との区別は難しい(外からわからない)
- 日本における難民問題
- 難民申請者が増加中、申請中の人は一旦「収容」され、その後放置
- 日本の難民認定率は極めて低い
- 難民受け入れの目的
- これまで:人権推進、国際貢献
- これから:多文化共生、人材確保
- ファーストリテイリング柳井CEO「世界で今一番深刻なのは、難民問題」
- 中古服リサイクル
- インターン受け入れ
書籍には記載されていなかったが、東京の学生さんが難民を支援するNPOを立ち上げていることもネットで知った。
WELgee - WELCOME+REFUGEE 〜難民の人も歓迎できる社会に〜 Towards a society that accepts refugees! 第二の人生に希望を抱ける日本を創る。
どこか遠くの国のことだと思っていた話が、一気に身近になった。
Language barrierを考える
今、以下の4タイプの人達と働いている。
- 自国語と英語ができて、日本語ができない人。例:東南アジアの人
- 自国語と英語と日本語ができる人。
- 日本語と英語ができる人。
- 日本語だけできる人。
3である私は、得をしている。全員と話ができるから。2はもっと強力。
圧倒的に多いのは4。
2や3がいなくても、1と4に歩み寄ってもらうにはどうすればいいんだろう。
施策としてTOEIC受験を推進したりするのは、4→3にする施策。
また、日本語ができない人向けに、日本語研修が提供されている会社も多いと思う(1→ 2)。
いずれのアプローチも、結局はやっぱり本人のモチベーションの強さが鍵。
と言う訳で、強いモチベーションがなければ、1と4は歩み寄れないまま、ということになってしまう。
で、壁ができていく。
「あの人と話をしたい」気持ちの有無が分かれ道。
共通言語がないことによる壁、だからlanguage barrierなどと言うけど、
正しくはモチベーションバリア、な気がした。
Dewライブ
学生時代に出会い、社会人になってからも何度も聴いていた女性デュオのDew。 8年間の活動を一区切りする決断した彼女たちの、"無期限活動休止"直前のライブに行ってきました。
一緒に記念撮影もできた!
ナチュラルで心にまっすぐ届く声で歌われる可憐な名曲の数々。
「プレゼント」で綾瀬はるかのCM思い出して涙したり。「クロノス」で働きだしたときのフレッシュな気持ちを思い出したり。
8年の間に、色々あって、状況はどんどん変わっているけれど、ずっと変わらないものもある。 それは、2人の関係性、自分たちの作品が多くの人の人生の一部になって嬉しいと思う気持ち。
そんなことをMCで彼女たちは何度も語っていた(ような気がする)。
ライブって、終わりに向かって盛り上がっていくけど、同時に終わった後の喪失感もチラつくようになる。高揚感と切なさのせめぎ合いだ。 ましてや2人揃っての演奏を次聞けるのかいつかわからない今回。せめぎ合いは激しくなる一方だった。
けど、アンコールがDew+観客全員での「君へ」の大合唱だったおかげで、最後に悲しい気持ちにならずにすんだのだった。優しく前向きな2人ならではの演出!
最後はみんなで合唱!
— らいおんまる (@lionmaru74) 2016年12月3日
悠ちゃん春奈ちゃんも肩組んで歌う!ハッピー! #dew #エスケリータ68 pic.twitter.com/ozkPkOicGh
Dewの2人の人生も、私の人生も、続いていく。そんなイメージで終われた。
とにかく浄化された土曜日の昼下がり。
Dew、浜松エスケリータ68後藤さん・マダム・らいおんまるさん、ありがとうございました。
ブログ開設にあたって
興味があること
- 暮らし
- ビジネス
- こころ
- 教育
- 音楽
- ドイツ
マイブーム
- ドラマ 逃げ恥→あなそれ→カホコ
- ミニマリスト
目指すこと
- 日々接する大量の情報を少しでも表出化し頭の中をすっきりさせる
- 自分に必要な情報、本当に知りたいこととつながる